中国海軍艦艇編隊が西太平洋上で遠洋訓練
中国海軍は西太平洋で遠洋訓練を行うため
年度軍事訓練計画
に基づき、29日午前、青島市から中国人民解放軍海軍3大艦隊の一つ北海艦隊に所属する主力戦艦
ミサイル駆逐艦「青島艦」
ミサイル護衛艦「煙台艦」
ミサイル護衛艦「塩城艦」
の3隻と艦載ヘリコプター3機で構成した艦艇編隊が出港し、遠洋訓練任務に当たるため西太平洋上に向かった。
この3隻の軍艦のうち青島艦はかつて中国海軍初の世界一周航行を成功させた。
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ひとこと
北海艦隊は中国の首都である北京も含む東北中国部の沿岸からロシア軍の上陸を防ぐ役割があり、歴史的にフリゲートと駆逐艦の割り当てられる率が3大艦隊の中で最も高い。
しかしながら、東海艦隊と南海艦隊が1980年代にベトナム軍と領土問題で戦火を交えたがこれまで一度も戦闘を経験していない。
沖縄と佐世保の監視任務を行っていた2004年(平成16年)11月10日に発生した、中国人民解放軍海軍の漢型原子力潜水艦が石垣島周辺海域を領海侵犯した漢級原子力潜水艦領海侵犯事件を起こしたことがある。
この事件では11月8日、海上自衛隊の追尾が始まりP-3C哨戒機による
パッシブソノブイ
投下し追尾体制に入り11月12日に領海を出るまで行われた。
途中、潜望鏡による潜行航行で島影を見誤り11月10日午前5時48分から7時40分にかけて、潜水艦は潜航したまま
石垣島と多良間島間
の日本国の領海侵犯した。
なお、パッシブソノブイのソナー音で潜水艦乗組員は5日間一睡も出来ず青島海軍基地に逃げ帰っている。
中国海軍の潜水艦が秘密裏に外洋に出るためには、沖縄本島から宮古島周辺にかけての比較的警戒範囲が広く警備の手薄になりがちな海峡に侵入し日本や米軍の警戒対応の情報を収集する目的があったと見られる。
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