1月の家計と企業向け融資が前年同月比で9カ月連続の減少
欧州中央銀行(ECB)の27日発表によると、ユーロ圏17カ国では、1月の民間向け融資は
前年同月比-0.9%(前月比-0.1%)
に減少した。
なお、昨年12月は0.7%減だった。
同時に発表された1月の拡大M3(現金、要求払い預金、定期貯蓄性預金、投資信託の一部)は、季節調整済みで
前年同月比+3.5%
と増加した。
伸び率は12月の3.4%(改定)を上回った。
ECBは拡大M3をインフレ見通しの指標としている。
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ひとこと
融資が拡大しない限り景気回復の道は険しいままだ。
財政出動すべき時期に財政出動しないのは牛の角を矯めるがごときもので本体を殺しかねない。
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