ルー財務長官が4月に欧州訪問
米国財務省は29日
ルー財務長官
が4月8-9日に欧州を訪問し、欧州中央銀行(ECB)の
ドラギ総裁
ショイブレ独財務相
と会談することを発表した。
財務省声明によると
欧州の経済的動向
世界経済の成長
をてこ入れし金融の安定促進する政策などが協議の中心になると見られる。
ひとこと
欧米の間の主権の鬩ぎ合いといったところだ。アジア通貨危機を仕掛けた米国がロシア通貨ルーブルの下落で欧州の金融資本の反撃を喰らい、LTCMが破綻するなどが起こった。その後、グリーンスパンFRB議長の金融緩和政策の実施に伴い、っサブプライムローンが拡大した。
日本の小泉政権時代の「郵政民営化」「行政改革」「規制緩和」の3本セットで日本国内から低利の資金が米国を中心とした海外に流出し、サブプライムローンが仕込まれた金融派生商品等に姿を変え、信用不安で一気に資産を食い尽くされていき、最後にリーマンショックで経済的な負荷を受けることとなった。
リーマンショックの影響を排除するため、公共投資を増やしたものの景気が回復せずに資金の出所でもある国債の償還時期が到来し財政が悪化。その後は、アイスランドからギリシャ等南欧諸国の景気後退で信用不安が継続しておきておりユーロが不安定化したままだ。
欧州の巻き返しが遅々として進まない状況を改善させるべき秘策が出てくるのかどうか...
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