中国 インフレに対して強く警戒すべきだとの認識
中国人民銀行 (中央銀行)の
周小川総裁
は13日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)開催中の北京での記者会見で、中国の金融政策スタンスは
もはや緩和的ではなく、中立的だ
と言明、中国がインフレに対して強く警戒すべきだとの認識を示した。
なお、マネーサプライ(通貨供給量)の伸びは
目標を13%
と、ここ数年間の伸びを下回る水準に設定している。
先に発表された2月の消費者物価指数(CPI)は市場予想以上の上昇だった。
2月のCPI上昇率は春節(旧正月)休暇の影響もあり
前年同月比+3.2%
と、10カ月ぶりの高水準となった。
2月の新規融資と1-2月の小売売上高、工業生産はいずれもアナリスト予想を下回り、中国の景気回復ペースが鈍化しつつあるとの懸念が強まっている。
ひとこと
中国経済は山を越えており、再び可能性が出てくることは少ない。
強欲中国政府の周辺国への覇権主義の台頭に対する嫌悪感が日本や東南アジア、欧米に高まっており資金の流出は止まらない。北朝鮮への対応も意図的に軍拡を目論んでおり、問題の根は深い。
印刷機で作り出す人民元の価値を基軸通貨とすることはリスクを丸呑みにするのと同じで、腹を壊すどころか命にも関わる被害を受けかねない。
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