欧州域内経済がリセッション(景気後退)を脱却しつつある兆候
欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が12日発表した2月のユーロ圏鉱工業生産指数は
前月比+0.4%
に上昇した。
事前のエコノミスト予想では0.2%上昇だった。
なお、前年同月比では3.1%低下した。
1月の指数は前月比0.6%低下に改定された。
ユーロ圏の2月の鉱工業生産は欧州域内経済がリセッション(景気後退)を脱却しつつある兆候からエコノミスト予想を上回る伸びとなった。
ユーロ圏経済 は5四半期連続の縮小後、まだ勢いを取り戻せずにいる。
2013年の域内総生産(GDP)は1-3月(第1四半期)は前期比マイナスとなり、その後プラスに転じると見込まれている。
EUは通年で0.3%の縮小を予想している。
ドイツの鉱工業生産は前月比+0.9%に増加した。
1月は1.1%減だった。
また、フランスは0.8%増。一方スペインは1.3%減となった。
ひとこと
不景気はいつまでも続くものではない。短期で終わらせるためには能力のある政治家や行政官の質の向上が必要だろう。
長期間景気を回復できないから愚かな政策が日本では続いた。政策が良ければ市場に影響を与えれば浮揚することも可能だろう。
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