鳥インフルエンザ死者5人(中国)
中国で鳥インフルエンザウイルス「H7N9型」に感染した新たに2人の死亡が確認された。
これでウイルスによる死者は計5人となった。
中国国営の新華社通信は、上海の市場のハトから「H7N9型」ウイルスが検出されたと農業省の情報を基に報じた。
なお、新華社によれば4日、中国当局が先月初の感染者を公表して以後
計14人の感染
が確認され、そのうち6人が上海で報告されたと伝えた。
ただ、世界保健機関(WHO)はH7N9型ウイルスが人から人に感染したという証拠は得られてないことを明らかにしている。
ひとこと
鳥インフルエンザウイルス「H7N9型」の感染拡大が懸念される。日系人が約6.3万人という多数居住する上海で発生したことに注目すべきだあろう。帰国する場合には国内に持ち込まれないよう防疫体制を強化する必要がある。
保菌者の把握は発熱等があってはじめて判るが、入国管理時には不可能だ。
ある時点で直接帰国する邦人を空港から国内に入れるのは危険が高すぎる。孤島等に一時滞在させてから入国させる等の措置が必要になるだろう。
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