空自パイロットの疲弊狙い尖閣諸島に中国軍機が40機超飛来
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の日本領海に23日、中国の
海洋監視船「海監」 8隻
が侵入した。
同時に、中国軍の戦闘機など軍用機(新型のSu27とSu30)が40機以上、尖閣周辺に飛来し
航空自衛隊
の戦闘機パイロットの疲弊を狙って絶え間なく押し寄せていたことが明らかになった。
日本政府高官は「前代未聞の威嚇だ」と指摘したものの、中国政府の代理人でもある与野党政治家やマスコミは口をつぐんでしまっている。
日本政府では、中国軍機の威嚇飛行について、海監の領海侵入と連動していたと分析しており、戦術的な作戦行動であり、侵略をここなう前の前哨戦という見方も出来る。
海上保安庁の警備態勢や海上自衛隊の護衛艦、P3C哨戒機の配置を軍用機が上空から情報収集し、海監に伝える狙いもあった。
また、通信傍受し、レーダーの察知能力やスクランブルの動き等の情報や対応能力を把握する意図があったようだ。
海監8隻が領海侵入を始めた頃、戦闘機など軍用機も尖閣周辺に飛来し始め、入れ代わり立ち代わり尖閣周辺上空に接近し、その都度、航空自衛隊那覇基地のF15戦闘機などが緊急発進(スクランブル)で対処した。
飛来してきた中国軍機は延べ40機以上に及び、侵入角度や高度等を変えることで日本の防衛情報が取り込まれた可能性もある。
新型の戦闘機を投入してきたのも特徴として挙げられる。
これまで尖閣周辺での威嚇飛行はJ10が大半だったが、今回はSu27とSu30を多数投入してきた。
3機種とも各国の主流である「第4世代戦闘機」だが、Su27とSu30は戦闘能力などでJ10を大きく上回るものだ。
F15、F2の4世代機は計約300機なのに対し、中国軍は560機以上を保有している。
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