経済回復のロードマップ
コチャラコタ総裁(ミネアポリス連銀)は、2日、ノースダコタ州グランドフォークスで講演し、金融政策は一段と緩和的にすべきだと述べた上で
連邦公開市場委員会(FOMC)
が現行の資産購入の縮小もしくは停止につながるような状況を明確に示すことで、国民が政策に対して抱いている
不透明感を改善
することが可能となり、経済成長を勢いづけられるとの認識を示した。
ひとこと
経済回復のロードマップを示せれば一番良い。途中で、道に迷っても回復のマップに従うような確認ポイントが誰もが把握できるようになれば、ある時点で自律回復していくことになる。
こうしたプロセスを明確にする能力が政治家等には必要だが、日本には余りにも少なく、単純なフレーズや扇動発言ばかりをする政治家ばかりだ。扇動的な発言を妄信する国民がヒステリー状態に陥っているのが現状だろう。
明治維新を理想とするような政治家が跋扈しているが、そこに至る道のりで有能な志士の多くが時代の波に消えている。新政府を作ったとしても、当然ながら、暗殺される者も多い。手法が激しすぎ単に敵を殺せば良いといった行動で奪い取って作られる新政権への反発は抑えられないのは過去の例を見れば明らかだ。
浮かれて打ちこわしや盗賊が増え社会を混乱化させて政権を弱体化させることが日本にとって良いことかを考えるべきだろう。
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