世界経済成長率の予想引き下げは4回連続(IMF)
国際通貨基金(IMF)によれば、今年の世界経済成長率は
3.3%
となる見通し。
予想引き下げは4回連続で、従来は3.5%を見込んでいた。
国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミスト
オリビエ・ブランシャール氏
は16日、ワシントンでの記者会見で、全般的に見て、円はここ最近大きく下げており、名目ベースでの相場下落は低インフレで相殺され
実質為替レート
に変化は起きないことを望んでいると述べた。
日本は良い意味でのインフレを生み出すため金融政策に
劇的な変化
が必要だったと指摘した。
日本銀行の金融政策は「適切」だとの認識を示した。
これより先、日本について
公的債務が極めて高水準
なことを踏まえると
中期的な財政再建計画
がないのであれば財政による景気刺激策を実施するのはリスクが高いといえると指摘した。
NY連銀のダドリー総裁は16日、スタテン島で講演し
雇用の伸び
が3月に2月の26万8000人から大きく落ち込み減速したことについて
債券購入
の現行ペースを維持する必要性を示しているとの認識を示した。
年明けには雇用創出のペースが上向き、明るさが感じられたが
3月は8万8000人の増加
にとどまったと指摘した。
1カ月のデータに注目し過ぎるのは避けたいが、この数字は
時期尚早に勝利宣言
をする前に景気動向を見守る必要があることを明確に示していると続けた。
また、雇用の減速に加え
大規模な財政引き締め
が経済に打撃となっていることから、私は一層慎重になっていると述べた。
当局の資産購入については
現行の資産購入ペース
は適切と考えていると述べた。
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