最先端の海底資源探査船を引渡し
三菱重工業では世界各地で資源探査を行っているノルウェーの大手企業
ペトロレウム・ジオ・サービス
(Petroleum Geo-Services ASA:PGS)
からの注文を受け、長崎造船所(長崎市)で昨年3月から建造が進められてきた最新型の海底資源探査船
「ラムフォーム タイタン」
(全長約104メートル、最大幅70メートル)
がこのほど完成し、26日、船体が関係者や報道陣に公開された。
長崎市の造船工場内で公開された海底資源探査船は調査時に運用方法は船尾から数キロメートルにおよぶ複数の
ストリーマー・ケーブル
(ハイドロホンと呼ばれる振動センサーを内蔵したケーブル)
を曳航し、音源から発
した音波が海底面や地層境界に当たって跳ね返ってくる反射波を受信して、地層構造を3次元的に解析し地層内の天然ガスや石油の有無を調べるという。
船体は船尾にケーブルが数多く付けられるように、二等辺三角形に近い独特な形をしている。
PGS社では新型の船尾幅を従来の探査船に比べさらに30メートル拡張することにより、スト リーマー・ケーブルを最大24本と大幅に増やして、一度に広い範囲を探査できるようにした。
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