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2013年4月14日 (日)

「全面戦争が起きる可能性はない」との見方もあるが...

 

韓国日報英字新聞として発行している
   コリア・タイムス

が4月11日、朝鮮半島は依然として緊張情勢にあるものの、多くの専門家は実際に
   全面戦争が起きる可能性はない
とみている記事を掲載した。

 

 韓国の韓華経済研究所のアナリストは
1.北朝鮮の金正恩第1書記は米国の圧倒的軍事力をはっきりと理解している。
   これは今世紀初頭のイラク戦争からも明らかであること。

 

2.北朝鮮が韓国の首都ソウルを攻撃することはありえない。
    ソウルには20万人の在韓中国人が住んでいる。
    中国が恩をアダで返すようなまねを許さない。

 

3.軍事力不足。
    米軍・韓国軍共に陸海軍において最新設備を備えている。

 

4.金正恩が本当に望んでいるのは独裁政権の維持
    自分の政権を長期にわたって維持するための平和である。
    仮に開戦すれば失うものが多く、リスクが大き過ぎる。

と北朝鮮が開戦しない4つの理由を挙げた。 
 
 
  
ひとこと
 一般的な思考で合理的に考えれば、危機感を北朝鮮が煽り役を演じ、米韓中露から「飴玉」を無心するといった狡賢い手法の繰り返しがこれまでの北朝鮮の手法だ
。ただ、軍部の力を利用して地位を保とうとするが、軍区を訪問する際の手みあげが経済制裁で不足している現実がある。
  
 先軍政治だが、北朝鮮指導者の力量が低いのは軍部も承知のことだが、生活水準が過去は危機感を煽ることでモノを受け取れたが、今回は無理であり、行くとこまでいく可能性もある。
 
 世襲制度に反発する軍人も多く、核実験の際には暗殺を恐れ周辺に装甲車を配置して警備している衛生写真が流れており、現在でも、一部軍人が反乱を引き起こす要素は常に存在していると見るべきだろう。
 
 また、故意に危機を煽ったものの「駄賃的な成果」の実入りが出なければ、軍の反発が起きてくる可能性が高まるだろう。
 

 

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