NY時間 米ドルが対ユーロでの下げを埋める展開
NY時間、外国為替市場では、米ドルが対ユーロでの下げを埋める展開となった。
米国の製造業耐久財受注 が予想を上回る伸びとなったことで、金融当局の
債券購入ペース減速
が予想より早く始まる前兆の可能性があるとの観測が強まった。
また、5月のドイツ企業景況感指数が上昇し、景気が改善しているとの楽観が強まったことから、ユーロが堅調に推移していた。
円は日本銀行の
黒田東彦総裁
の発言に反応し対米ドルで上昇した。
NY時間午後4時45分現在、米ドルは対ユーロで前日比ほぼ変わらずの1ユーロ=1.2930ドル。
一時0.5%安となったほか、2%高を付ける場面もあった。
円は米ドルに対しこの日0.82%高の1ドル=101円19銭。
対ユーロではこの日0.84%上昇し、1ユーロ=130円84銭。
ひとこと
日本経済が規則的な回復を続けるためには、一本調子の円安では問題を複雑化しかねない。調整をしながら100-105円レンジの間を動くことが必要だろう。
原油等の価格下落を考えればバレル50ドルを割ってもらう必要がある。日本が保有する戦略備蓄を半減させて投資利益を確保するとともに市場での価格下方の流れを加速させる思考が重要だ。
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