ニューノーマル(新たな標準)の解消にはほど遠い
パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)で世界最大の債券ファンドを運用する
ビル・グロース氏
は、4月の米国の雇用者数が市場予想を上回る伸びとなったことについて、米国の経済成長率が標準を下回って推移する
「ニューノーマル(新たな標準)」
の解消となっておらず、まだ続いているとの認識を示した。
3日発表された4月の雇用統計によると、失業率は7.5%と、4年ぶりの水準まで下げたほか、非農業部門の雇用者数が予想以上に増加した。
なお、2012年の米経済成長率は2.2%だった。
ひとこと
雇用統計の改善と言っても臨時職員など非正規の労働力の拡大が見られるだけであり、賃金の高い労働者層の厚みが増えていないのでは消費活動が拡大していく素地がまだ出来ていないということだ。
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