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2013年6月28日 (金)

金融市場はFRB議長の発言を誤解

 アトランタ連銀の
   ロックハート総裁
は 27日、ジョージア州マリエッタの講演で、バーナンキ連邦準備制度理事会(FRB)議長が年内に
   金融緩和策を縮小
させる可能性があると発言したことに対して
   投資家は過剰に反応
した可能性があると述べた。

 

 初めに、金融市場はこのところ不安定になっていると指摘、バーナンキ議長の発言を受けた
   「さまざまな解釈」
を反映しているのかもしれないと続けた。

 

 たばこをやめようと努力する喫煙者になぞらえて、バーナンキ議長は禁煙パッチを柔軟に使おうと話したのに対して、一部の市場関係者は議長が直ちに禁煙すると述べたかのように受け止めたと説明した。

 

 個人的な見解ではFRB議長の発言は金融政策に大きな変化をもたらすものではないと述べ
   極めて低水準
にある政策金利は資産購入終了後もしばらくの間は維持されると考えている。

 つまり、金融政策は今後も極めて緩和的だろうと述べた。

 

 

ひとこと
 バーナンキ議長の発言内容は特段問題ではないものの、金融緩和の流れを止めたくない勢力にとっては問題なのだろう。
 

 意図的に為替市場の規模の大きさを利用し利益を確保し続けてきた国際資本にとってはインフレを引起させ貨幣価値を低下させるたり、商品市場での価格を大きく変動させるなど変化に伴う動きが利益を生んできた。

 作為的に金融市場を弄び利益を掠め取る勢力を支援するようなかたちで利用されてしまった発言のタイミングと内容の不足が問題だ。

 

 

 

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