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2013年6月16日 (日)

FOMCの会合まで為替市場は不安が付きまとう

 外為市場では、18─19日に開催される
   米連邦公開市場委員会(FOMC)
で量的緩和策(毎月850兆ドル)が継続されるかどうかが最大の焦点となる。

 市場関係者は経済指標に一喜一憂しながら、期待感とポジション調整のせめぎ合いになる可能性が高い。
 どこにポジションを置いて判断するかにより引き続き不安定な動きになりそうだ。

 

 FOMCを無難に通過できれば、為替相場は落ち着きを取り戻す可能性が高い。

 

 予想レンジは米ドル/円が93.80─98.30円といったところだ。

 

 今週のドル/円相場は量的緩和策が経済指標の好転から縮小するなどの思惑が先行して大荒れとなった。

 

 決算を前にしたファンドの売りは止まらず、ドル/円は一時93.75円まで下落した。
 また、日銀の会合で新たな材料が出なかったことから失望売りに押され
   量的・質的金融緩和
に踏み切った4月4日以降の上昇分をすべて吐き出してしまった。

 売りが膨らんだのは財政支出抑制の影響から雇用回復が思うように進んでおらず米連邦準備理事会(FRB)のスタンスに不透明感が出てきた影響が大きい。

 

量的緩和(QE)縮小観測により、ドル相場のボラティリティが高まった結果、円キャリー取引が巻き戻された。

 
 

 金融市場では経済指標の期待値が揺らぎ
   ボラティリティが高い
ので、取引を手控える動きも目立ってきている。

 何かしらの支援材料がない限り、このままスルスルと上がっていくとは考えられない。

 そのため、FOMCまでは不安定な値動きになる可能性が高いと警戒する声が市場には出ている。

 

 

ひとこと
 円を買う動きが強まった流れの中で本来であれば95円付近で買い支える必要があった。このラインが維持できずに90円台前半に買い戻された円を100円まで買い進む力は市場にはない。

 イランの大統領が穏健派のロウハニ氏が過半数の票を獲得して、2位の保守強硬派でテヘラン市長のガリバフ氏の得票の3倍と大差で破ったことで、イラン核兵問題の解決の糸口が見え事態が大きく改善する可能性が出てきた。

 ただ、イランが穏健派になったこととシリアのアサド政権が好戦的な姿勢を緩めるかはわからない

 米国が武器支援をする場合、サウジ等の専制国家に流れ出す可能性もあり難しい問題の芽を増やすかもしれない。

 

   

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