ユーロ圏の5月のインフレ率は前月から上昇
欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が14日発表した5月のユーロ圏消費者物価指数 (改定値)は
前年同月比+1.4%
に上昇した。
5月31日公表の速報値と同水準で、伸び率は4月(1.2%)を上回った。
なお、前月比では0.1%上昇した。
オランダでの伸びが顕著で、欧州域内経済が過去最長のリセッションから脱却しつつある兆候となった。
エネルギーや食料、アルコールなど変動の激しい項目を除いたコアインフレ率は1.2%と、4月の1%から上昇した。
ひとこと
消費者物価指数を引き上げても商品が売れるのであれば問題はない。
ユーロの信用不安が後退して上昇しており、本来から言えば輸入物価は低下する。労務賃金や物流経費が上乗せになっているとすれば景気回復はゆっくりと進んでいるようだ。
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