5月の貿易統計(通関ベース) 貿易収支が過去最大
日本の5月の貿易統計(通関ベース)は輸出から輸入を差し引いた貿易収支が
9939億円の赤字
と5月で過去最大になった。
円安の進行に伴い輸出増が事前予想を上回ったが
スマートフォン
の販売の好調を受けた通信機や円安による
鉱物性燃料
の輸入が増えた。
輸入は6兆7616億円(前年比+10%)
と7カ月連続で増加した。
通信機が最も寄与し、東電原発事故を受けた液化天然ガス(LNG)輸入増も続いている。
輸出は軽油や灯油などが伸び5兆7676億円(前年比+10%)と3カ月連続増で、2010年12月以来の伸び率となった。
貿易収支は11カ月連続の赤字で、単月でも過去3番目の大きさだった。
貿易収支は1兆2200億円の赤字で予想を上回った輸出は、自動車が伸びた米国向けが16%増と5カ月連続で増加した。
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