中銀議事録の内容を好感し豪ドル上昇
バーナンキ議長(FRB)による今週の議会証言を控え米ドル上昇を見込んだ投資が縮小する中で
豪ドルとニュージーランド(NZ)ドル
は続伸した。
オーストラリア準備銀行(中央銀行)が公表した7月の
金融政策決定会合
の議事録で
インフレ見通し
が最近の通貨安の影響を受けつつあるとの認識を示したことが好感された。
ニュージーランド統計局が発表した4-6月(第2四半期)の
消費者物価指数(CPI )
の上昇率がエコノミスト予想を下回ったことから、NZドルの上げは限定的だった。
シドニー時間午後7時5分(日本時間同6時5分)現在、豪ドルは1.08%高の1豪ドル=0.9196米ドル。
12日には0.8999米ドルと、2010年9月以来の安値を付けていた。
対円では0.88%高の1豪ドル=91円61銭。
NZドルは0.46%高の1NZドル=0.7842米ドル。対円はほぼ横ばいの1NZドル=78円16銭。
ひとこと
米国の量的緩和策は限度期間が設定されてない状態でいまのところは毎月行われている。こうした市場への資金投入の時期を巡り株価が変動することが多くなってきており価格操作の状況にある。
市場での債券取引における量的割合が高くなってしまっており、債券の暴落を引起しやすい状況からの脱却が必要だ。ただ、債券の前倒し償還を行うことが出来るような税収が増加すれば、価格の下落圧力を削ぐことは可能だ。
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