ユーロ圏経済 ドイツけん引し7月の製造業活動、2年ぶりに拡大
ユーロ圏ではドイツがけん引した予想外の展開で、欧州域内の経済 が
過去最長のリセッション
から脱却する兆候が増し、製造業の経済活動が7月に2年ぶりに拡大した。
欧州中央銀行(ECB)の
ドラギ総裁
は7月上旬、ユーロ圏の輸出は
段階的な世界需要の持ち直し
から恩恵を受けるとの認識を示した。
ただし、経済見通しをめぐるリスクは引き続き下向きとも指摘している。
ECBの政策金利 は過去最低の0.5%となっている。
英国のマークイット・エコノミクスが24日発表した
7月のユーロ圏製造業景気指数(速報値)
は50.1(前月 48.8)に上昇した。
ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の49.1も上回った。
同指数は50が活動拡大・縮小の分かれ目。
マイナス成長 が6四半期続いたユーロ圏経済は4-6月には前期比横ばいとなり、7-9月(第3四半期)はプラス成長に回復すると、別のエコノミスト調査が示している。
国際通貨基金(IMF)は、今年の域内成長率をマイナス0.6%と予想している。
マークイットによれば、ユーロ圏サービス業景気指数は49.6(前月 48.3)に改善した。
製造業とサービス業を合わせた総合景気指数は50.4(6月 48.7)に上昇した。
ドイツの製造業景気指数は50.3で、2月以来初の活動拡大を示唆した。
ドイツ連邦銀行(中央銀行)は22日公表の月報で
経済成長が鈍化する兆候が増えている
とし、4-6月期の回復後は減速するとの見通しを示していた。
ひとこと
ドイツの経済拡大が欧州域内の経済の好転を意味するかどうか。
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