ドイツ産上海ガニ?
ドイツでは外来種の
上海ガニ
(チュウゴクモクズガニ)
が大繁殖し問題化しているが中国の一部の
インターネット共同購入サービス業者
がドイツ産上海ガニの販売予約を受け付けている。
京華時報が23日、中国の
国家質量監督検験検疫総局(国家質検総局)
が22日、ドイツ産上海ガニに対してはドイツからの輸出申請を受け取っておらず、このため輸入を許可していない。
また、企業からの検疫申請も届いていないためドイツ産上海ガニは中国に輸入する条件が整っていないと説明した。
こうした事情を反映し業者から事情を聴いていると伝えた。
さらに、上海ガニがドイツで繁殖して変異していないか、また現地の水環境で汚染されていないかといった疑問がある。
検疫などを経ないものを輸入することは
消費者の健康
を害し、生態環境を乱すことにつながる恐れがあると指摘した。
中国では毎年8月から9月にかけて上海ガニの販売が始まるが
一部のネット販売業者
がドイツ産上海ガニの共同購入の予約受付をこのほど開始し、すでに3万件の予約が入ったという。
ひとこと
貪欲に利益を求める姿勢は中国人らしい。上海ガニの品質問題は本場自体の製品にも同じ事が言えるだろう。
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