投資家の債券購入縮小予想で国債利回り上昇
米国ダラス地区連銀の
スタンレー・フィッシャー総裁
は16日、米経済専門ケーブル局
フォックス・ビジネス・ネットワーク
とのインタビューで、投資家の間に
連邦準備制度理事会(FRB)
による債券購入が縮小し、いずれ終了するとの認識が広がる中で国債利回りが上昇していると述べた。
同総裁は米金融当局内で債券購入に最も批判的な幹部の1人で来年、連邦公開市場委員会(FOMC )での投票権を得る。
経済指標が引き続き良好なら9月に債券購入を縮小すべきだと主張している。
雇用情勢は回復しつつあり、「住宅市場は転換した」と述べた。
このほか、米国の企業はスリム化しバランスシートが健全化したとの見解を示した。
市場は量的緩和が無限ではないことを認識するようになった語った。
景気は回復し、経済指標が改善している。
イールドカーブ(利回り曲線)はスティープ化するだろうと続けた。
来月のFOMCで債券購入縮小が決まるとの観測を背景に、米10年物国債利回りは16日、一時2.86% と約2年ぶり高水準となった。
ひとこと
インフレ傾向が出てくるということのようだ。先に手持債券を手放しポジションを良くしようと売る意図が出てきた感じ。
思惑とおりに景気回復が進むかどうか...
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