化学兵器を使用するとの決断は戦闘現場の司令官が下した可能性
米国と同盟国は、シリアの
アサド政権
がほぼ確実に8月21日に首都ダマスカス近郊で
化学兵器を使用
したと見ている。
シリアの化学兵器使用疑惑に関する機密情報や、未公表の報告書などによると、米国安全保障当局はシリア政府軍が化学兵器による攻撃を行ったと強く確信し、アサド政権側に責任があるとの見方を示している。
化学兵器としては神経ガスの一種であるサリンが使用されたとの見方を示している。
関係筋によると、サリンの使用を科学的に裏付ける作業はまだ終わっていない。
米国諜報当局は、戦闘現場と中央司令部との間の通信を傍受しているが、関係筋は、この通信記録からも、アサド大統領、もしくは
直接の部下
が化学兵器の使用を指示したことは明確に証明できていない。
米国安全保障当局者のメディアへの話で29日、明らかになった。
米国の安全保障当局、および米国の同盟国政府に近い筋からメディアに流れた情報によると、化学兵器を使用するとの決断は、シリア政府高官ではなく、戦闘現場の司令官が下した可能性がある。
シリアの化学兵器使用疑惑について、ケリー国務長官、ヘーゲル国防長官のほか、ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)やクラッパー国家情報長官らが29日、米東部時間午後6時(日本時間30日午前7時)に議会幹部らに対し、ブリーフィングを行う予定となっている。
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