円買いが強く出でて8月1日からの上昇分の半値押し。
NY時間、外国為替市場では米ドルが主要16通貨の過半数に対して下落した。
日本時間午後9時30分に発表された7月の米国雇用者数の伸びが予想を下回ったため、金融当局が
資産購入のペース
を近く減速させるとの思惑が後退したことから午後9時25分100円台入り目前の99.94円まで上昇した円は売りが強まり午後9時40分までに98.90円まで売り込まれた。
労働省が発表した7月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は
前月比16万2000人
の増加と、4カ月ぶりの低い伸びにとどまった。
連邦公開市場委員会(FOMC)は今週の会合後、
月850億ドルの債券購入
を維持する方針をあらためて表明した。
ニューヨーク時間午後4時20分現在、米ドルは対ユーロで0.58%下げて1ユーロ=1.3284ドル。対ぽんどっでは1.16下げて1ポンド1.5294.対円でも0.63%安い1ドル=98.91円となっている。
なお、円は対ユーロでほぼ変わらずの1ユーロ=131.35円。
ひとこと
米国の雇用統計が回復基調を示さずリスクヘッジの円買いが出た。経済統計がこれまで好転してきた流れを受けて6月13日安値93.78円から買いが続いて以降、バーナンキFRB議長の不用意な発言で頭を押され7月8日101.53円から水平方向に揉み合う動きが続いた。
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