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2013年9月 2日 (月)

ユーロ圏経済が回復の兆候 8月製造業景気51.4と速報から上方修正

 ユーロ圏の8月の製造業活動は当初の見積もりを上回り拡大、域内の景気回復が勢いを増し始めた兆候を示した。

 

 英国のマークイット・エコノミクスが2日発表した8月のユーロ圏製造業景気指数(改定値)は
   51.4(前月 50.3)
に改善した。
 なお、8月22日発表の速報値(51.3)も上回った。

 

同指数は50が活動拡大・縮小の分かれ目。


 

 欧州域内経済は4-6月(第2四半期)に過去最長のリセッション(景気後退)から脱した。

 

景気改善の方向を示す指標は増え
   8月の景況感指数
は2年ぶり高水準に達した。

 

 株価指標のストックス欧州600指数は過去2カ月で5%上昇、ユーロは米ドルに対し1.8%値上がりした。

 ただし、4年目に入った
   債務危機の負の遺産
は残ったままで、7月の失業率は過去最悪の12.1%にとどまり、若年層では24%に悪化した。

 

 

ひとこと

 欧州経済の指標は斑だ。米国も同様で、中国やブラジルなどの新興国も似たり寄ったりで労働者の賃金の上昇まで至っていない。

 次の一手が出て経済のサイクルが好転して回るためには、消費を拡大させる収益の拡大が必要であり不可分所得の増加まで繋がらなければ話にならない。

 

  

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