地球温暖化否定論者はペース減速データを誤解
国連は27日、気候変動に関する最新の評価報告を発表するが
国連気候変動枠組み条約
のフィゲレス事務局長は、26日のメディアからのインタビューで
人類が温暖化の原因を作っていること
を否定する人たち(地球温暖化否定論者)は
地球の気候に関する科学
について、気温が高めで横ばいになっているというと
科学的な理解
を誤って伝えることになる。
科学を極めて原始的に理解していると述べた。
同報告の草案によると、1998年以降
温暖化のペースは鈍化
しているものの
解氷
で海表面がこれまでの見込みより速いペースで上昇するとの見通しが示される予定という。
報告の草案では、新データを基に2100年までの地球温暖化のペースは従来見通しより鈍化すると予想されている。
8月12日付草案では地球の平均気温は2100年までにセ氏で
0.3-4.8度上昇
する見通し。
なお、07年には
1.1-6.4度の上昇
が予想されていた。
地球の気温は産業革命以降、約0.89度上昇している。
ひとこと
海水面の上下移動は地球の歴史から見ればたびたび生じている。1998年以降の鈍化は太陽の活動が弱まった影響だ。
自然災害の発生件数の揺らぎも同じだ。地震等は地球内部のマントルの動きに影響される地殻周辺域に強いものが多く発生しているが、太陽の活動で大きなフレアーが起きた3から4日後に地球に到達した前後に起きている。
地震はプレートの端で起これば対極側で多くの場合起きている。
視点を固定して一部のデータだけで地球温暖化の論議を持ち出している。産業革命以降のCO2の増加は人類の工業化の影響もあるのは確かだ。
ただ、同時期以降に飢饉となるような大規模な人類へに被害を及ぼす地球の寒冷化が起きていないのも事実だ。
地球温暖化はCO2排出を削減すれば可能だが、地球寒冷化は自然に回帰する方向に社会を変えるようなことでは対処すら出来ない事実を明らかにすべきだ。
地球の寒冷化が起これば、飢餓等により、現在の膨れ上がった人口や軍事力等を考えれば各地で食料を求めて奪い合う混乱が過去の歴史以上に拍車が掛かり数十億人単位で死亡する可能性もある。
中国の王朝の興亡史を見れば、人口が2から3割減少していることがたびたび起きている。
70億人の人口から言えば14億から21億人が犠牲となる人口崩壊が起きてしまう。
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