シリアめぐる米ロ協議は継続 交渉打開は先
米国のケリー国務長官は13日、ロシアのラブロフ外相との会合後にジュネーブで記者会見し
シリアの化学兵器
をめぐるロシアとの協議は「建設的な」スタートを切ったと米ロ双方が同意するが、こうした話し合いは続いていると述べた。
ロシア当局者は匿名で米国が軍事的選択肢の排除を拒否していることなどが交渉の障壁になっているとメディアの取材で語った。
米国はさらに、化学兵器を国際管理下に置く上でシリアには
厳格な期限
が課せられるべきだと要求している。
ひとこと
米国のオバマ大統領が振り上げたシリアへの軍事行動という拳を下ろすタイミングを見失っている。軍事行動を起こす場合には、行動は攻撃発言とほぼ同時に実施しなければ、実施しないと同じ意味になる。
軍事作戦では、攻撃前に準備万端にしてから実施すべきものであり兵站線の問題等や外交交渉など多面的な展開についても計画がなされているのが当たり前のことで、思いつきのようなものがあることはない。
何も出来ないのでは最高軍事指揮官としての信頼性が失われ、政治的なマイナス面は計り知れない。
米国の世論が味方していないことが問題だろう。
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