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2013年9月15日 (日)

シリコンバレー神話

 ベンチャーキャピタルのトップ5社が2011─13年前半に出資したシリコンバレーの88社を対象に調査を実施した。

 

それによると、このうち70社の創業者は、典型的なシリコンバレー起業家のタイプに当てはまる人物だった。

 成功者には実力がものを言う社会があることが重要であり、才能さえあれば社会階級や学歴、人種、国籍などに関係なくトップに登りつめることができるという世界が前提として用意されていることが重要とされる。

 

 シリコンバレー精神で中心的な位置を占めるのは知性と意欲、そして素晴らしいアイデアには資金が集まり、起業が可能だとの考えだが、現実の社会では理想とは程遠いのはシリコンバレーも同じことだ。

 

 

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ひとこと
 ただ、どんな事業でも視点を変えて見れば、誰かの手助けや資金を投資してくれるシステムがなければ、絵に描いた餅で終わってしまいかねない。
 理想と現実、投資家への利益配分等の歯車ががっちりかみ合って回ることで巨大企業が生まれることになる。

 企業家の芽を摘むといわれるが、投資家から資金を集められないよう責任感の乏しい経営者を作り出しただけともいえる規制緩和における1円資本による株式会社設立などといった政策や企業モラトリアムとも言うべき2009年12月成立した金融返済を猶予する措置など大衆迎合による愚民政治が続いている。

 金融信用を造る努力をして事業を拡大させるのは商売の基本のひとつだ。

 事業を辞めるタイミングを経営者から奪いかねない愚策は事業化の決断する時期を奪い淡い期待が高まり闇雲に事業を続けることで不良債権を拡大しかねないマイナス面があった。
 政治が徳政令的な措置を行うことは国が滅びかねないきっかけになり社会が混乱する恐れがある。 

 不良事業の延命措置をとるのは社会の混乱の芽を生かしたままにすることと同じだ。

 
 
  

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