英国の財政赤字 不動産回復で税収増 となり9月は111億ポンドに縮小
英国の9月の財政赤字は住宅市場の回復で
不動産売買にかかる印紙税
の徴収が増えたほか、消費拡大に伴う
付加価値税の増収
が寄与しエコノミスト予想以上に縮小した。
英国の政府統計局(ONS)が22日発表した9月の財政赤字は銀行支援費用を除いたベースで111億ポンド(約1兆7600億円)と、前年同月の121億ポンドから縮小した。
事前のエコノミストの予想では113億ポンドだった。
税収は7%増で、6月以来の大きな伸び、政府支出は2.5%増えた。
英国の景気回復 を背景とした
住宅市場の活況
により、今年度の政府借り入れ額は
オズボーン財務相
が示した予定額を下回る公算がある。
9月までの6カ月間の純借り入れ額は
567億ポンド(前年同期 626億ポンド)
に減少した。
今年度純借り入れ額の3月時点の見通しは1200億ポンドだった。
ひとこと
財政の好転するきっかけになる。この影響もあり経済政策の選択肢が増えるだろう。
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