資産購入のペース を減速させるべきではない
シカゴ地区連銀の
エバンス総裁
は17日、ウィスコンシン州マディソンで講演し
政府機関閉鎖の影響
で経済統計の発表が遅れていることを受け、FRB金融当局は
資産購入のペース
を減速させるべきではないと述べた。
統計だけが景気状況を示す唯一の材料であり、それが今はあまりないと述べた。
量的緩和第3弾での資産購入ペースを調整する時期が来たと判断するには、まだ経済統計が十分にそろっていないと続けた。
ひとこと
現状の動きを把握する経済統計は調査時点の状況を表すものであるが、数値を発表する時点の状況とは差が生じる。当然、集計作業が遅れることで調査時から揺らぐ差は更に大きなものとなる。
変化が大きくなる時にはどの判断が有効か...難しい問題だ。
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