英国が欧州連合(EU)から離脱するとの論議
イングランド銀行(英中央銀行)の元当局者2人
ジョン・ギーブ元副総裁(金融安定担当)
デービッド・グリーン氏
らがリージェンツ大学が公表した報告書の中で、英国が欧州連合(EU)から離脱するとロンドンの
金融センターとしての地位
に悪影響を及ぼすほか
欧州域内の法案策定
で英国の影響力が弱まる恐れがあると指摘した。
また、 ゴールドマン・サックス・インターナショナルの
ピーター・サザランド会長
は報告で、英国がEUから離脱すれば影響力が弱くなるのは明白だと指摘している。
英国がEU加盟国との貿易で、現在のように
単一欧州市場の規則
に準じるとみられるのは明らかだが、こうしたルールが長期的に形成される過程で英国の影響はわずか、または全く受けないことになるとの見解を示した。
キャメロン首相は1月、EU加盟に関する国民投票を2017年末までに実施する意向を表明した。
これに対し、クレッグ副首相は今月、財界首脳に離脱反対の姿勢を示すように呼び掛けた。
英国の産業連盟(CBI)が先月実施した調査で、同国の財界首脳のほぼ80%がEU内にとどまるべきだと考えていることが分かった。
なお、EU離脱が国益に沿うと答えたのはわずか10%だった。
ひとこと
英国の金融界はドイツから移民した勢力により牛耳られ、世界各地に大英帝国の勢力拡大とともに権益を広げたのはあきらかだが、ここにきて別の場所に移動を始めている感じがある。
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