11月の独Ifo景況感は予想大きく上回る109.3
ドイツのIfo経済研究所がまとめた11月の独企業景況感指数では7-9月(第3四半期)に景気が減速したものの、引き続き回復基調にあることを示し予想を大きく上回る伸びとなった。
Ifo経済研が22日発表した企業景況感指数は
109.3(前月 107.4)
に上昇した。
ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査では107.7への小幅上昇が見込まれていた。
ドイツの7-9月の国内総生産(GDP)は
前期比+0.3%
に増加した。
なお、4-6月(第2四半期)は同+0.7%の増加だった。
11月の投資家信頼感は4年ぶり高水準に達したほか、10月の失業率は20年ぶり低水準に近く、9月の製造業受注はエコノミスト予想を上回る伸びとなった。
11月の現状指数 は112.2と、前月の111.3から上昇。期待指数は106.3と、これも10月の103.7(改定)を上回った。
ドイツ連邦銀行(中央銀行)は今週公表した月報で、ドイツ経済は
堅固な成長軌道上
にあるとの見解を示した。
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