ニシンが築いた国オランダ―海の技術史を読む
16から18世紀において資源の乏しい小国オランダは
ニシン漁業
で財をなし、欧州一の繁栄を誇った。
オランダ黄金時代の栄光を海洋技術の発展とともに描く。
ニシン漁業を主軸としたオランダの海の歴史年表を掲載した。
ひとこと
日本が江戸時代に鎖国したが、長崎の出島ではオランダ商人との間での貿易が細々と続いただけだ。
島原の乱ではオランダの戦艦の艦砲射撃で原城を攻撃した。
戦国時代において火縄銃の数や砲数、戦艦の数を考えれば世界の最強軍事国家であった日本だが、鎖国により海外に数万人出ていた日本人を帰国させあるは追放したことで植民地を確保できなくなった。
戦国時代には日本の佐渡の金、石見の銀、別紙の銅など莫大な鉱物資源を生産してもいた。
火縄銃や刀剣などは主要輸出品でもある。
織田信長や豊臣秀吉と異なり、徳川家康以降の徳川幕府の将軍の統治能力の低さが鎖国を実施させ、大型船舶の製造を厳禁したのは中国の宋と同じだ。
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