欧州経済回復でもたついている兆候 13年11月の失業率
欧州域内経済が過去最長のリセッション (景気後退)から脱した後も
回復でもたついている兆候
が続いており、ユーロ圏の
2013年11月の失業率
は前月と変わらず、過去最悪にとどまった。
欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)の8日の発表によると、11月のユーロ圏失業率 は
12.1%
で事前のエコノミスト調査と一致した。
過去のデータ改定に伴い、失業率は4月以降、12.1% の水準にとどまっている。
景気回復の促進を図るEU首脳にとって、欧州の脆弱な雇用市場は大きな悩みの種となっている。
欧州の首脳らは先月、特に若年層で失業率が
受け入れ難いほど高い水準
にとどまっているとの認識を示した。
欧州中央銀行(ECB)によると、ユーロ圏の成長率は13年が
マイナス0.4%
で今年はプラス1.1%が見込まれる。
エコノミスト調査によれば、失業率は今年が平均で12.1%、来年は11.8%となる見通し。
昨年11月のユーロ圏小売売上高指数は
前月比+1.4%
の上昇と、エコノミスト予想を上回る伸びとなった。
前年同月比は1.6%上昇だった。
ひとこと
雇用環境が改善しなければ賃金が上がらず、収益が増えないため、消費市場の回復は限定的だ。
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