うしろ向きに馬に乗る―「プロセスワーク」の理論と実践
「自覚」をキーワードに、シャーマニズム、老荘思想から、ユング心理学、サイコセラピーまで、古今東西の技法を統合した、人生への新しいアプローチ。
エサレン研究所におけるワークショップの記録。
ひとこと
人は対外的なものを認識することで内なるものに存在する意識を作り出すものだ。
比較する対象があれば同化、あるいは、反射的な意識が生まれる。
外部からの影響を受ける環境にある者ほどいろいろな認識を作り出すことが出来る。
ただ、多くの刺激がありすぎれば選択的な認識となり、無意識に意識しないような対応となる。
刺激が少ない環境に育てば、意識する強度が強く、受け入れる情報の拡大でパニックやノイローゼにもなりやすい。
外部環境からの刺激はある程度のレンジにコントロールする必要がある。この幅が重要だろう。迷いや苛立ちなども、こうした情報の量や内容が影響することとなる。
刺激からの隔絶ばかりを意識する周囲の者では、刺激対応力が低下するばかりでメリットが少なくなってしまうだけだ。徐々に刺激を増やす努力を手助けすることが必要だ。
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