ウクライナ問題で揺さぶり
ロシアのラブロフ外相は10日、プーチン大統領と黒海沿岸のソチで会談した。
会談の席上、ケリー国務長官から一連の提案を示されたが
ロシアとウクライナとの間に対立が存在
しているかのように策定されたもので、ロシアとしてはまったく納得できないものだったと報告した。
また、すべてのウクライナ国民の利益を重んじ、状況を国際法の枠組みに戻すため
ロシア連邦安全保障会議
と共同でわれわれ独自の提案を取りまとめたことを伝えた。
プーチン大統領の意向を受け、米国のケリー国務長官にロシアを10日に訪問し協議を続けることを提案した。
ケリー国務長官は8日、そうした会合は延期したいとの旨の電話があったことも伝えた。
ひとこと
欧米の権益網の拡大と地政学的な防衛面の思惑が錯綜しており、単純に「はいそうですか」と言った具合にはならない。
欧米間においてもエネルギーに関する思惑が異なっており、一枚岩ではない。
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