西側に資金をたかるウクライナ
ウクライナへの支援をめぐる同国と国際通貨基金(IMF)の協議は26日、完了に近づいた。
ウクライナのマクシュータ経済副大臣はキエフで、IMFとウクライナ政府は依然として
国の天然ガス補助金
をめぐる問題を解決する必要があると述べた。
ウクライナのシュラパク財務相は25日、IMFに
150億-200億ドル(約1兆5000億-2兆円)
の融資を要請していると明らかにしていた。
26日にはキエフで記者団に対し、IMFとの交渉がきょう中にまとまると期待しているとした上で、きょう合意できなくても、あすまで時間はあると加えた。
ひとこと
ウクライナは外貨準備の縮小やリセッション(景気後退)入りが懸念される経済の立て直しに取り組んでいるとこれまでも主張してきたが、ロシアのガスブロムからこうにゅうしているガス代金を支払っておらず、何度もガスの供給を停止させられている。
ウクライナを通ってガスの供給が西側に行われていたため、大きな経済的なインパクトがあった。
経済回復が遅々として進まないウクライナが、IMFなどから資金を得たとしても、返す術がないのは明らかである。
ロシアにとってもウクライナは金のかかる相手であり、クリミアの黒海艦隊の基地や空軍基地が地政学的に重要な施設であったため、資金が使われてきたものだ。
クリミアをロシアに編入できれば、金食い虫のウクライナはそもそも不要であり、西側に押し付けられた様に見える。
日本の安倍首相はノー天気に資金をウクライナに援助するが、メリットもない資金を欧米の圧力を受けて差し出したにすぎない。
本来国家間で支援するのは何かしらの見返りがある場合だけだ。
お金で外交能力のないのを補填するような行為は国の価値を下げるものでしかない。
北方領土交渉でも湯水のごとく資金を提供してきた北海道選出の国会議員などの圧力があったが、金で領土を確保する交渉が出来るとの思い上がりでしかなく、成果は一切ない愚か者でしかない。愚か者の政治家の思惑で国政を動かすのは亡国の道を歩むことと同じだ。
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