ドイツの4月の失業者数が激減
ドイツの4月の失業者数はユーロ圏の超低金利のほか、過去最長の気後退から昨年脱した欧州域内における経済の恩恵を受け事前予想の倍以上のペースで減少した。
ドイツがユーロ圏の景気回復のけん引役であり続ける兆候が5カ月連続となったことで示された。
独連邦雇用庁(FLO)が30日発表した4月の雇用統計によると、失業者数は季節調整済みで
287万2000人(前月比-2万5000人)
だった。
エコノミスト予想では1万人減だった。
失業率 は6.7%で横ばいだったが、これは20年ぶりの低水準となった。
ドイツ連邦銀行(中央銀行)は今週公表した月報で、 消費者センチメントと住宅建設需要は
「極めて良好な」状態
にあるとの見解を示した。
ドイツの昨年10-12月(第4四半期)国内総生産(GDP )は
前期比+0.4%
の増加となりユーロ圏 の倍のペースで成長した。
なお、1-3月(第1四半期)GDPは5月15日発表の予定となっている。
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