ウクライナで破壊工作を組織する「ロシアの女スパイ」拘束?
ウクライナ国家保安庁(SBU)は9日、親ロシア派によるデモ中に
破壊工作活動
を組織した疑いで、ロシア人活動家の女を拘束した。
拘束した女は当局に対し、デモ現場で発砲し数人を負傷させたと供述しているという。
SBUによると、マリア・コレダ(Maria Koleda)容疑者(22)は、ウクライナ南部で
ロシアの情報機関
から受けた
情勢不安定化の任務
を遂行中に拘束された。
コレダ容疑者は拘束時、破壊工作グループの訓練方法が書かれた指示書と、実弾5発を発射できるよう改造された
非致死性の拳銃
を携帯していた。
SBUは、コレダ容疑者が7日に起きた親ロシア派とウクライナ暫定政権支持派との衝突の際にこの拳銃を使用し、容疑者の供述によると3人が負傷したと発表している。
また、同容疑者は、ロシアの
「スパイ組織リーダー」
に対し、自分が率いる武装組織は
自家製爆弾
を「無限に供給」できると語ったという。
また、コレダ容疑者は、東部ドネツク(Donetsk)に13人からなる「破壊工作グループ」を送り込んだとされている。
地元メディアは、南部ムイコライウ(Mykolayiv)の行政庁舎前で7日に起きた親ロシア派とウクライナ暫定政権支持派との衝突で、数人が撃たれたと報じている。
ひとこと
拘束されたロシア人女スパイが本物であればKGBの質も落ちたものだ。ウクライナをめぐる動きはキナ臭く、民間軍事組織を動員する米国の活動もメディアにより報道されており、真実はいまだわからない。
そもそも暫定政府の成り立ちは、合法的に選ばれた大統領が国外に脱出して成立しており、米国主導による欧州支持派によるデモ等における銃撃などで治安が悪化したことがきっかけだとも言われており、東ウクライナのデモとは逆の構図だ。
この銃撃では警察とデモ隊の双方が狙撃されており、米国の民間軍事会社ブラックウォーターの子会社が関係しているも言われている。
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