量的緩和10月末までにゼロへ 着実な緩和縮小を支持 (ダラス連銀総裁)
米国ダラス地区連銀のフィッシャー総裁は9日、ニューオーリンズでの講演でFRBによる債券購入の着実な縮小が望ましいと述べた。
100億ドルずつの縮小を続け、10月に150億ドル縮小してゼロにすることを支持した。
実体経済に想定外の不安定な展開が起きない限り、当局がこれまでに実施してきた縮小ペースに引き続き賛成票を投じるつもりだ。
購入額を会合ごとに100億ドル縮小し、最後に完全になくしてしまうというものだと話した。
総裁は今年の米連 邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ。
なお、政策当局者は債券購入を縮小していく計画について、10月に購入終了することを意味するのか、あるいは最後の50億ドル縮小は12月になるのか、これまでのところ示唆していない。
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