英国の失業率が予想以上に改善。回復の勢い強まり2-4月は6.6%、
英国の2-4月の失業率 が約5年ぶり低水準に改善し、景気回復の勢いが強まっている状況が示された。
英国政府統計局(ONS)が11日発表した国際労働機関(ILO)基準の2-4月の失業率は
6.6%(1-3月 6.8%)
だった。
事前のエコノミストの予想では6.7%。
イングランド銀行(英中央銀行)当局者らは雇用市場のスラック(たるみ)が解消されるまで政策金利を過去最低の0.5%に維持する方針を示している。
スラックがどの程度残っているかをめぐっては当局者間で意見が分かれている。
一部には利上げ時期が近づいているとみる向きもある。
統計発表後、ポンドは米ドルに対し上昇した。
同時に発表された失業保険申請ベースの5月の失業者数は
前月比-2万7400人
と減り、減少幅がエコノミスト予想(2万5000人)を上回った。
これで1年7カ月連続の減少した。
同ベースの失業率は3.2%と、2008年10月以降で最低となった。
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