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2014年10月21日 (火)

労働市場の健全性を測るために最重要の情報が手元にない

 米連邦公開市場委員会(FOMC)の当局者らは、持っている資格を十分に生かせない職に就いている人やもっと長時間働きたいのに働けない人についてのデータなど
   労働市場の健全性
を測るために最重要の情報が手元にない。

 

 FOMCは9月の声明で、労働力の活用がなお
   「極端に低い状態」
にあることを「相当な期間」低金利を続ける理由に挙げた。

 

 しかし、労働市場のスラック(たるみ)は実は、当局者が想定しているよりさらに大きい可能性があるという。



 その場合、事実上のゼロ金利を解除する時期について当局者の判断はさらに難しくなると見れれる。

 

 米国労働省はフルタイムの仕事が見つからないためにパートタイムで働いている人の数や、職探しをあきらめた人の数についてデータを集めることはできる。

 

 米大統領経済諮問委員会(CEA)メンバーの
   ベッツィー・スティーブンソン氏
は「大学卒でスターバックスで週32時間働いていれば、適切な職に就いていないと分かるが、35時間働いていれば分からないと述べた。

 

 雇用統計の家計調査データを集める国勢調査局は週35時間以上働く「フルタイム」の労働者に対して他の仕事に就きたいかどうかを尋ねない。

 このため、学位を持ちながらバリスタとして働いている人の数などを特定するのは難しくなり、不本意に働く労働者の数は不明だ。




ひとこと

 理想の職場で働いている人は少ない。上を目指す意識は必要だ。企業内失業者や生活のために不本意な職場で働く人も多い。

 希望通りに働くことは理想だが、むつかしいのが現実だ。

 

 

 

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