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2014年10月30日 (木)

英国 バークレイズ 外為問題で引当金 7-9月、予想外の増益-

 資産規模で英国2位の金融機関
   バークレイズ
の7-9月(第3四半期)決算は、外国為替業務をめぐる当局との合意に向け5億ポンド(約870億円)を引き当てたため、予想外の増益となった。

 ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)操作スキャンダル後の信頼回復に取り組んでいる
   アントニー・ジェンキンス最高経営責任者(CEO)は
不良資産の処理と人員削減で収益力回復を図っているものの、ダークプール(私設取引所)運営や外国為替業務をめぐる問題が重しとなっている。

 ジェンキンスCEOは投資銀行部門の第3四半期業績について「失望」を表明した。
 


 

 バークレイズが30日発表した資料によると、7-9月期の調整後税引き前利益は
   15億9000万ポンド(前年同期 13億9000万ポンド)
に増えた。

 

 事前のアナリストの予想では、11億ポンドへの減益が見込まれていた。

 バークレイズは他の銀行とともに、為替レート操作疑いをめぐり来月にも
   英金融行動監視機構(FCA)
と合意に達する可能性があると、事情に詳しい関係者が述べている。

 

 投資銀行部門の税引き前利益は2億8400万ポンド(前年同期 4億6500万ポンド)に低下した。

 

 

 第3四半期は支払保障保険の不適切な販売をめぐる賠償に備えた
   引当金1億7000万ポンド
を積んだほか、スペイン事業の売却損も計上した。


 一方、破綻したリーマン・ブラザーズ・ホールディングスから取得した資産で
   4億6100万ポンド
の一時利益が出たとともに、金利ヘッジ商品の販売をめぐる補償の引当金は
   1億6000万ポンド
を戻して入れた。

 

 投資銀行部門では株式トレーディング収益が前年同期比25%減、信用商品関連は17%減だった。

 

 

 

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