インフレ期待の低下、市場は過大視
NY連銀のダドリー総裁は13日、アブダビにあるアラブ首長国連邦(UAE)中央銀行での講演で
インフレ期待
を示す市場ベースの指標の低下を重要視しない考えを示した。
米国の経済活動をここ数年阻害してきたさまざまな『逆風』の幾つかが落ち着き、ファンダメンタルズの改善が「より強力に顕在化」してきていると語った。
その上で、忍耐は適切だが、仮に全てが良好に進めば、来年のある時点でわれわれが短期金利を引き上げ始めると、私は予想していると話した。
調査に基づいたインフレ期待の指標を市場ベースのものよりも重視しており、前者の指標の方が安定的に推移していると説明した。
米連邦準備制度がインフレ指標として重視する個人消費支出(PCE)総合価格指数の上昇率は9月が前年同月比1.4%と、目標である2%を下回った。
ひとこと
消費者の懐具合が改善しなければ消費が拡大しない。 消費の拡大においても薄利多売商品だけではなく、付加価値の高い商品が売れる環境が形成されていることが財政収支の改善には役立つこととなるため、政策的な支援が必要だ。
税金面で見れば、消費税を3%引き上げても1年で10兆円も税収が増えない。株価の上昇で企業の資産が増えればそれだけで、税収が軽く10兆円を突破する。
角を矯めて牛を殺す如き消費税等の増税を行うのは「狂った愚民政治家の所業」でしかない。
↓ 参考になったらクリックをお願いします。 ↓
« 9月の卸売在庫 前月比+0.3% | トップページ | 中国本土の景気への下押し圧力を浮き彫り »
「要人発言」カテゴリの記事
- OPEC内でに信頼性を低下させる目論見(2018.07.02)
- 日本において興味深い投資機会を見いだしている(2018.06.06)
- 景気後退の前兆、「逆イールド]は想定していない。(2018.04.18)
- インフレ率急伸しない限り「緩やかな利上げ」軌道を維持(2018.04.17)
- 今年3、4の利上げを見込む。(2018.04.06)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント