11月のユーロ圏製造業・サービス業 見積もり以上に鈍化
欧州域内経済が停滞の瀬戸際にある中、欧州中央銀行(ECB)は追加刺激策の選択肢を検討している。
ユーロ圏の11月の製造業とサービス業活動は当初見積もりよりも鈍化した。
英国のマークイット・エコノミクスが3日発表したサービス業と製造業を合わせた11月のユーロ圏総合購買担当者指数(PMI )改定値は51.1と、先日発表の速報値(51.4)から下方修正された。
なお、10月の52.1も下回り、1年4カ月ぶり低水準となった。
PMIデータは10-12月(第4四半期)の域内成長率がわずか0.1%になることを示唆している。
11月のサービス業 PMI改定値は
51.1(前月 52.3)
に低下した。
1日発表された11月の製造業PMI改定値は50.1だった。
PMIは50が活動拡大・縮小の分かれ目。
ドラギ総裁率いるECBは今年最後の政策決定会合を4日に開催し、スタッフが準備した追加措置の提案を検討する。
当局者らは現行措置の効果を見極めたい意向を示唆しているものの、見通しの悪化継続で行動を迫る圧力は強まっている。
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