スイス中銀 フラン上限死守へ、マイナス預金金利を1月導入
スイス国立銀行 (SNB 中央銀行)は18日、ロシアの金融危機と欧州中央銀行(ECB)の緩和拡大見込みが資金流入を促しスイス・フランに上昇圧力がかかる中、1970年代以来となるマイナス金利の導入を決めた。
このマイナス金利の適用は
残高1000万フラン(約12億円)以上の預金
に適用され、来年1月22日から実施される。
なお、同日にはECBが来年最初の政策決定会合を開催する。
ECBは量的緩和(QE)を実施する公算があり、スイス中銀はフランの対ユーロ相場の上限である
1ユーロ=1.20フラン
を死守するため行動した。
SNBの声明によれば、市中銀行は
中銀に預ける要求払い預金
について0.25%の金利を支払うことになる。
ロシア中銀の緊急大幅利上げ後もルーブル売りが止まらなかったことで、スイスへの資金流入が加速した。
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