米国の7-9月(第3四半期)実質国内総生産(GDP)確定値
米国の7-9月(第3四半期)実質国内総生産(GDP)確定値は、約10年ぶりの高い伸びを示した。
個人消費や企業設備投資が改定値から上方修正された。
商務省が23日発表した第3四半期GDP(季節調整済み、年率)確定値は
前期比年率+5%
の増加となり、改定値の3.9%増から上方修正された。
これは2003年第3四半期以来で最高だった。
なお、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想値は4.3%の増加だった。
経済全体の約7割を占める個人消費はヘルスケア関連や娯楽、金融サービスへの支出拡大から3.2%増(改定値 2.2%増)と上方修正につながった。
また、耐久財、非耐久財消費はいずれも改定値から上方修正された。
個人消費のGDPへの寄与度は2.2ポイント。
非住居用構築物や機器、ソフトウエアや研究開発を含む知的財産など広範にわたる企業の投資も上方修正された。
貿易赤字の縮小で純輸出はGDPに0.8ポイント寄与した。
連邦政府支出の寄与度は0.7ポイント寄与した。
特に国防支出は2009年以来で最も拡大した。
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