連邦準備理事会(FRB)は今年上半期中に利上げ開始に踏み切る可能性
米国クリーブランド地区連銀の
メスター総裁
は2日、フォックス・ビジネス・テレビに出演し、米国経済の足取りがかなり堅調であることを踏まえると、連邦準備理事会(FRB)は今年上半期中に利上げ開始に踏み切る可能性があるとの考えを示した。
インフレ率はFRBの目標に向け段階的に上昇していくと見ている。
このため、今年上半期中に利上げが実施されると予想していると述べた。
その上でFRBは外部および市場に向けて地ならしを行っていくだろうと続けた。
なお、金融引き締めは経済指標やインフレ、失業率の動向次第とした上で、
実質資本利益率
の上昇に伴い、FRBの短期政策金利も上昇することが望ましいと語った。
メスター総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持っていない。
金融市場ではFRBが今年半ばにも利上げに踏み切ると見ており、具体的には6月、7月、9月のFOMCに注目している。
« 欧州周辺国債をオーバーウエートとする戦略を継続 | トップページ | 欧州域内の政治家らはギリシャを救済する義務はない »
「要人発言」カテゴリの記事
- OPEC内でに信頼性を低下させる目論見(2018.07.02)
- 日本において興味深い投資機会を見いだしている(2018.06.06)
- 景気後退の前兆、「逆イールド]は想定していない。(2018.04.18)
- インフレ率急伸しない限り「緩やかな利上げ」軌道を維持(2018.04.17)
- 今年3、4の利上げを見込む。(2018.04.06)
« 欧州周辺国債をオーバーウエートとする戦略を継続 | トップページ | 欧州域内の政治家らはギリシャを救済する義務はない »
コメント