ユーロ圏の第4四半期域内総生産(GDP ) 前期比+0.3%
ユーロ圏経済はドイツが再成長のけん引役を担い昨年10-12月(第4四半期)に勢いを増しギリシャとイタリアの弱さを補った。
欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が13日発表したユーロ圏の第4四半期域内総生産(GDP )は
前期比+0.3%
と、前四半期の0.2%増から加速した。
まとめたエコノミスト予想(前期比+0.2%)も上回った。
ユーロ圏経済は長期にわたる低迷を脱しつつあるものの、物価下落と反緊縮のギリシャ新政権のリスクが影を落とす。
一方、欧州中央銀行(ECB)の量的緩和(QE)開始の予定が既にユーロと債券利回りを押し下げ、追い風となっている。
ドイツの第4四半期成長率は前期比0.7%と、予想の2倍以上だった。フランスは予想と同じ0.1%に減速した。
ギリシャは4四半期ぶりにマイナス成長に悪化、イタリアは2四半期連続のマイナスの後はゼロ成長となった。
ひとこと
ユーロ経済圏の景気回復の勢いが乱れている。ある程度均一的に拡大しておれば問題はない。
景気回復のスピードが異なれば、歪が出やすくなる。
労働力の移動ができず、対策は資金提供による市場の拡大に絡むものだけだ。
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