1月の米非製造業総合景況指数は上昇
米供給管理協会(ISM)が4日発表した1月の非製造業総合景況指数は前月から上昇した。
1月の非製造業総合景況指数 は56.7と、半年ぶり低水準だった前月の56.5(速報値56.2)から上昇した。
事前のエコノミストの予想は56.4だった。
なお、同指数で50は活動の拡大と縮小の境目を示す。
ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズのエコノミスト
サラ・ハウス氏
は指数上昇について、少し安堵(あんど)できる。
経済がまずまずのペースで成長を続けているという前向きな兆候だと指摘した。
個人消費は、今四半期(1-3月)も引き続き成長の主な原動力となるだろうと続けた。
項目別では新規受注 が59.5(前月 59.2)に上昇した。
景況指数 は61.5(前月 58.6)に上げた。
一方で雇用指数 は51.6(前月 55.7)に下げ、約1年ぶり低水準となった。
仕入れ価格指数は45.5(前月 49.8)と、2009年7月以来の低水準に低下した。
« 欧州の雇用主が今後1年に関して楽観を強めていることを示す兆候 | トップページ | 主要経済指標の予定 »
「気になる指標」カテゴリの記事
- 消費者信頼感指数の項目が広範囲にわたって改善(2019.05.29)
- 米国では7月、雇用者数の伸びが前月から鈍化 (2018.08.05)
- 18年1月―2月のサービス貿易総額(2018.04.02)
- 1月の中古住宅販売件数は、市場予想に反して前月から減少(2018.02.22)
- 5月の米生産者物価指数は前月比ほぼ変わらず(2017.06.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント