アラブ合同軍 を創設する必要性
エジプトのシシ大統領は22日放送のテレビ演説で
イスラム過激派組織「イスラム国(ISIS)」
の台頭などを念頭に
アラブ合同軍
を創設する必要性が日に日に高まっていると述べた。
シシ氏はISなどイスラム過激派の勢力拡大を「アラブ諸国が直面する大きな挑戦」と位置付け、アラブ合同軍の創設を提唱した。
必要なら、アラブの兄弟国と 協力して、他国の防衛にも助力すると海外派兵の可能性にも言及した。
合同軍の具体的な役割や構成は不明だ。
AP通信によ ると、サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)などと水面下で協議を進めているという。
なお、3月にエジプトで予定されるアラブ首脳会議の議題に上る可能性もある。
エジプトはアラブ諸国屈指の軍事力を誇るが、慢性的な財政難に苦しんでおり、サウジやUAEなど産油国を巻き込んで、地域の安全保障を維持したいとの思惑があるとみられる。
AP通信によると、アラブ合同軍の構想はエジプト、サウジ、UAE、クウェートが協議。ヨルダンやアルジェリアのほか、地中海を挟んで対岸に位置し、リ ビアでのISの勢力拡大に懸念を強めるイタリアやフランスも、協力相手の候補に挙がっているという。
シシ氏は、ISによるエジプト人殺害を受けて16日に行ったリビア空爆について他国を侵略する意図はなく、我々への攻撃に対応しただけだと説明した。
非戦闘員に犠牲が出たとの報道があるが、13の標的を狙った。空爆は正確だったと述べた。
エジプトは、イラク、シリアでの有志国連合による対IS空爆には参加していないが東部シナイ半島や隣国リビアでIS分派が活動しており、軍がシナイ 半島でも掃討作戦を続けている。
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